プラントベースフードダイエットを始めたいと考えている人には、様々な理由があると思います。
健康のことを考えて始めてみたいという方、食と地球環境について調べてみるうちに行き着いたという方、もちろんプラントベースフードという言葉を聞いて気になってみたからなんとなく試してみたいという方もいるでしょう。
今回はそんなプラントベースフードのことが気になっている、プラントベースフードダイエットを始めてみたいという方に向けて、プラントベースフードダイエットの始め方をご提案します。
Table of Contents
プラントベースフードダイエットについて知る
プラントベースフードダイエットを始めるにはまず、プラントベースフードとは何かについて知ることから始めましょう。
プラントベースフードダイエットとはプラントベースフード(プラントベース食・植物性料理とも呼ばれる)を基本にした食生活のことを指します。
基本的には肉や魚、乳製品などを摂取する代わりに、野菜や果物、ナッツや豆類といった植物性由来の食べものを摂取する食生活のことを指します。私達に馴染みのある食べものの中にも、プラントベースフードはあります。例えば、日本にもともとある精進料理もこの1つです。
プラントベースフードという言葉自体はまだ比較的新しい言葉なので一見難しく感じられるかもしれませんが、実は決して普段の生活から遠い存在というわけではありません。
プラントベースフードについて正しく知ることが、プラントベースフードダイエット入門への第一歩です。
プラントベースフードを試してみる
プラントベースフードとは何か、プラントベースフードダイエットとはどんな食生活かについて知った後は、実際にプラントベースフードを試してみましょう。
まず身近なところでは、本やウェブサイトなどにあるレシピ情報をもとに自分で野菜や果物などをベースにした料理を作ってみることが考えられるでしょう。
もう少し本格的なメニューを試してみたいということであれば、ビーガンやベジタリアン向けのカフェやレストランを訪れてみるのも良いでしょう。市販されている加工食品の中にも、例えばビーガン向けのお菓子を選ぶなどすると、今まで想像しなかった原料の組み合わせなど意外な発見があるかもしれません。
また、新しい視点でこのプラントベースフードを楽しみたいということであれば、プラントベースミートを試してみるのもおすすめです。
いま植物性の原料を100%使用した「肉を使わない植物肉」が徐々に登場しつつあります。例えば、鶏肉の代わりに大豆を原料にしたプラントベースのチキンナゲットや、牛肉の代わりに豆腐を原料にしたプラントベースのハンバーグなど、枚挙に暇がありません。これらを取り入れることで、肉料理からプラントベースフードへと無理なく移行できます
週に1回のプラントベースフードデーを実践してみる
いくつかプラントベースフードを試してみて、味わいに慣れてきたら今度は週に1回をプラントベースフードデーと決めて実践してみることをおすすめします。
世界各国にミートフリーマンデーというキャンペーンがあるのをご存知でしょうか?これは、一週間のうち月曜日のみ肉食をやめてみようというキャンペーンです。世界中で啓蒙活動が行われており、環境への課題意識や健康意識の観点から、台湾やイギリスでは公立小学校の給食などでも実践されています。
このように、毎日いきなり始めるのではなく週に1回というゆっくりのスピードからライフスタイルに落とし込んで見るのはいかがでしょうか。
プラントベースフードダイエットの良いところは、あくまでもプラントベースフードを基本とした食生活を奨励するものなので、ベジタリアンやヴィーガンのように肉や魚、動物性由来の食事を固く禁止するというわけではありません。もし、毎日プラントベースフードの生活を続けるのが難しければ途中で肉食や魚食を挟んでもいいのです。
大事なのは自分にあったペースで続けていくことです。まずは週に1回プラントベースフードで過ごす生活を取り入れてみることで、自分の好みや生活にあったペースが見えてくるはずです。
まとめ
プラントベースフードダイエットを試してみたいと気になっている方は、まずは、1)正しい情報について知る、2)実際に試してみる 3)週1回のペースで取り入れてみる の順で始めて見ることをおすすめします。
私たち植物性料理研究家協会では、セミナーやyoutubeを使った情報発信も行っています。プラントベースフードダイエットについて興味がある方はぜひチェックしてみてください。
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