明けましておめでとうございます。
新年を迎える日本人にとって縁がある食べものと言えばやはりお餅ですよね。
新年を祝うお正月に馴染み深いお餅ですが、海外ではとある理由から注目されています。
実はお餅がプラントベースフードでもあるということをご存知でしょうか?
プラントベースフードとは、100%の植物性原料から作られた食べ物のこと。
今回はお餅とプラントベースの関係についてご紹介します。
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お餅についておさらい
日本人が新年を祝う際に欠かせないお正月の定番の存在と言えば、やはりお餅ではないでしょうか?
日本のお餅は一般的にもち米から作られますが、地域差が非常に大きい食べものです。
お餅の食べ方にこだわりがあるという人も多くいます。地域によってお餅に醤油やきなこをつけるという人もいれば、海苔や大根おろしが必須という人もいますし、納豆やずんだなどトッピングが外せないという人もいます。
お餅の食べ方だけでもこれだけの大きな違いがありますし、調理方法も多岐に渡ります。例えばお雑煮ひとつとってみても、円形や四角形といった形の違いや、焼いていれるか煮て入れるかといった違い、合わせる具材と汁など千差万別です。
かつてお餅は貴重品であり、お祝い事の席に食べられるものでした。今ではお正月に限らずいつでも手に入れることが出来ますが、それでもお正月のお餅というと特別な感じがするものです。
お餅は我が国において古くから広く愛されている食べものであると言えるでしょう。
海外でのお餅
日本人にとって特別な食べものであるお餅ですが、実は中国や韓国、ベトナムなど他のアジア地域にも非常に良く似たものが存在します。
しかしながら、欧米などにはお餅を食べる地域や文化は無いのでまだまだ比較的目新しい食べものとして受け止められています。
日本のお餅は英語でRice cake(ライスケーキ)と訳されますが、そのままMochiと呼ばれることもあります。
ただし、お餅のない海外の人にとってお餅はなかなか未知の食べものなのかもしれません。Mochiのイメージは少し日本人の感覚とは異なることもあります。普通のお餅だけでなく、大福や中にアイスクリームの入ったもののこともまとめてMochiと呼ばれることもあります。間違いではありませんが、日本人としては少し違和感を覚えるかもしれません。
お餅はプラントベースフード
しかしながら、海外の人の中にもお餅の愛好家はいます。特にお餅をプラントベースフードとして楽しむ人が存在します。
プラントベースフードとは、100%の植物性原料から作られた食べ物のことです。プラントベースフードと言うと野菜や果物のイメージが強いかもしれませんが、お餅ももち米という植物性原料から出来ているためプラントベースフードと言えるのです。
お餅はみなさんご存知の通り、特有のもちもち感と食べ応えがあり、味のバリエーションもかなり豊富です。プラントベースとして生活に取り入れやすいことから海外の人にも知られてきているようです。
既存の食べものにプラントベースの視点から新たな注目が集まるケースを過去の記事(参考URL:ジャックフルーツとは何か?プラントベースフード頻出の人気果物とは、プラントベースで人気!インドネシア発の大豆発酵食品テンペとは何か?)でご紹介しましたが、お餅もまさに同じようなスポットライトの当て方をされているようです。
お餅がプラントベースフードであるということは日本人としてはなかなか意識が向かないことかもしれませんが、言われてみれば確かにと納得出来るのではないでしょうか。
まとめ
今回はお餅とプラントベースについて解説しました。
日本人にとって非常に身近な存在であるお餅。他の国でMochiという名のプラントベースフードとして親しまれているのは少し面白い発見ではないでしょうか。
本年もプラントベースにまつわる話を取り上げていく予定ですので、どうぞ宜しくお願い致します。