世の中には多種多様な食事法があり、食事法が生まれる背景にはもっと健康になりたいといった目的やもっと健康になりたいといった目的など多岐に渡ります。もちろん食文化として定着し、人々の間で長年続くものもあれば一過性の流行で終わってしまうものもあります。プラントベースフードダイエットもまた、このような食事法のうちの1つです。
海外で進むプラントベースフードダイエット人気はついに植物で作られた肉であるプラントベースミートを生み出しました。日本でも近年プラントベースの話題がホットになりつつあり、この影響は無視できません。
いま、海外でプラントベースミートが世の中でどんどん身近になりつつあります。今回は海外で起きた3つの変化について事例をもとにご紹介します。
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スーパーマーケット
スーパーマーケットで精肉売り場に立ち寄ったとき、どんな売り場を思い浮かべるでしょうか?
だいたいは鶏肉、豚肉、牛肉だと思います。いま、海外のスーパーマーケットでは、この精肉売り場の棚にプラントベースミートのコーナーも出来つつあります。
例えば、アメリカの小売大手ウォルマートでは、ビヨンドミート社のプラントベースミートが取り扱われています。同じくイギリスの大手スーパーマーケットのテスコでもプラントベースミートのコーナーが生まれており、Fresh Meat Alternatives(訳:生鮮肉代替品)などの名前で呼ばれています。
考えてみるとこれはそんなにおかしな流れではありません。日本でも地域によっては、周囲に住む人の食文化によって売り場に並べられる肉の種類は変わるものです。
例えば、山梨県周辺では馬刺しを食べる食文化などの影響もあり、特に地元密着型のスーパーマーケットでは馬肉コーナーが設置されていることがあります。同じ理由で北海道ではラム肉が定番棚で売られています。日本でも今後プラントベースフードを好む人が増えれば、このような流れが起きるのも不思議なことではありません。
ファーストフード
ファーストフードで何かを注文する時に何を想像するでしょうか?
だいたいみなさん、中に挟むメイン具材から選ぶと思います。基本的にはビーフのパティで、たまにポークソテーやチキンソテー、時には魚のフライやエビが入ったパテなどが選べるでしょう。
いま海外ではここの選択肢にプラントベースが入ってきています。それも期間限定の特別商品としてではなく、定番商品としてです。写真のように、商品選択のカテゴリーの中にプラントベースが設置されているようなハンバーガーショップもあります。このようにファーストフードなど庶民的で手軽に利用できるような場所にもプラントベースミートが置かれる状況にシフトしてきています。
機内食
それでは飛行機の移動中に食べる機内食はどうでしょう?
海外旅行に客室乗務員さんから聞かれるお馴染みの台詞としては「チキンorフィシュ?」という声がけだと思います。ここにもプラントベースミートの影響が及んでいます。
海外の航空会社では、機内食にプラントベースミートを用意する会社が登場しました。
これも消費者のプラントベースフードに対する需要が高まってきた証拠
(写真はニュージーランド航空)
まとめ
プラントベースが身近にある生活についてイメージ出来たでしょうか?
このように海外ではプラントベースミートの登場によって多様な選択が出来る社会が訪れつつあります。ひょっとしたら海外では想像以上にプラントベースが進んでいたと驚かれた方もいるかもしれません。
日本でも今後プラントベースの市場が拡大していくとの見通しがあり、今後の日本もこのような進化を遂げていくかもしれません。